Y2Kテックの美学を凝縮したランニングシューズが復活!
2000年代中盤、"NIKE(ナイキ)" のランニングラインナップにおいて、中~長距離トレーニング向けに、最大のクッション性能と適度な安定性を兼ね備えたモデルとして独自の存在感を放っていたのが "AIR MAX MOTO(エア マックス モト)"シリーズ。同時期の"AIR ZOOM PEGASUS (エアズーム ペガサス)" や"AIR STRUCTURE (エア ストラクチャー)" といった名作と共に展開され、その中間的なポジションで多くのランナーを支えた。デュアル・クッショニング構造、ヒール"AIR" + 前足"ZOOM AIR" + クシュロンフォームなど、フィット感と安定性を向上させる半硬質の"FITSOLE"ソックライナー、スムーズな体重移動を可能にする前足部のフレックスグルーブ、そして足のねじれを抑制する中足部の硬質シャンクなど、パフォーマンスを追求したディテールが満載だった。
そして今回はY2Kリバイバルの熱狂を追い風に、2008年に展開された"AIR MAX MOTO+ 6(エアマックス モト+ 6)"がリブランドされ、ライフスタイル向けの"AIR MAX MOTO 2K(エアマックス モト 2K)"として登場。当時のハイパフォーマンスランニングシューズが持つ、アグレッシブでテクニカルな美学を色濃く反映。アッパーのベースを飾るのは、通気性に優れたブラックのハニカムメッシュ。そこに、流線型のメタリックシルバーのシンセティックケージが大胆に駆け巡り、アンスラサイトのオーバーレイが奥行きとサポート性をプラス。またソールユニットには、軽量で反発性に優れた"CUSHLON (クシュロン)" フォームと、ヒール部分に衝撃吸収性を視覚化したビジブル"AIR MAX (ビジブルエアマックス)" を搭載。安定感と快適な履き心地を両立させるための設計思想を受け継いでいる。2000年代のランニングシューズがファッションシーンで再評価され、テック系ストリートスタイルが注目を集める今、この"AIR MAX MOTO 2K"の復活はまさに絶好のタイミングと言えるだろう。
海外では2025年夏頃にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$130。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。