90年代の衝撃が蘇る、漆黒のシェルが輝く名カラーが復刻！
1997年、スニーカーデザインの常識が、一足のバスケットボールシューズによって根底から覆された。デザイナー、"ERIC AVAR(エリック・エイバー)"が手掛けた、"NIKE(ナイキ)"の"FOAMPOSITE(フォームポジット)"である。ポリウレタン素材を鋳型に流し込むという、前代未聞の製法で生み出された一体成型のアッパー。その異次元のシルエットは、当時のシーンに強烈な衝撃を与えた。
そのインスピレーションは、デザイナーがミーティング中に目にしたサングラスケースだったという。継ぎ目のない一体成型のフォルムを実現するため、韓国の自動車メーカー"DAEWOO(デーウー)"の協力まで得て開発された。カーボンファイバー製のシャンクプレートが安定性を支え、パフォーマンスシューズとしての機能性を持ちながらも、その近未来的なルックスはコートの枠を飛び越え、ストリートでも絶大な人気を獲得。90年代スニーカーブームを象徴するアイコンとなった。
今回、復刻されるのは、オリジナルを彷彿とさせる"オールブラック"。艶やかな光沢を放つフォームポジットシェルから、メッシュのシュータン、ライニングに至るまで、全てを漆黒で統一。闇に溶け込むかのような、ストイックで力強い美学を追求している。
海外では2026年夏頃にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$240。 また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
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