刺繍とエンボスで魅せる全面ペイズリー柄の逸足!
古代ペルシャで「生命」や「永遠」を象徴する神聖なモチーフ"BOTEH(ボテ)"として生まれ、19世紀英国での量産を経て世界へ広まったペイズリー柄。米国ではカウボーイや労働者のワークウェアとして、そして70〜80年代のLAではギャングたちがチームカラーとして掲げたことで、「反骨精神」や「タフネス」の象徴へと変貌を遂げた。その後、"2PAC"や"SNOOP DOGG"ら90年代のレジェンドラッパーたちがファッションへと昇華させ、現在ではウエストコースト・カルチャーに欠かせないアイコンとして君臨している。
スニーカーシーンでも度々採用されてきたこの伝統的なパターンが、キング・オブ・キックスこと"AIR FORCE 1(エアフォース1)"を大胆に彩る。2020年頃から見られたスウッシュなどのワンポイント使いとは一線を画し、今回はシューズ全体を使ってペイズリーの世界観を表現。アッパーは上品で控えめなベージュのスウェードで構成しつつ、エンボス加工と刺繍を駆使して大ぶりのペイズリー柄を配置した。立体的な装飾によって生まれた陰影は、ストリート感を漂わせつつも、まるで精巧な工芸品やアート作品のような奥行きのある美しさを放つ。
日本国内では2026年1月にナイキ取扱店にて発売予定。価格は18,150円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。












